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抗加齢医学の実際2017 開催報告

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9月17日・18日の二日間、弊社主催 「抗加齢医学の実際2017」 を今年も時事通信ホールにて開催いたしました。

今年は、プログラムの大幅なリニューアルに加えて、セミナースタイルも新しくして、Feel theDifferenceと題して、様々な切り口からプログラムを構成いたしました。(※本年のプログラムはこちら

 

特に現在話題のIoTとヘルスとの関係、さらにはAIによるがん診断、地域発のビッグデータ解析による健康プロジェクトの講演など、IT技術を駆使した講演が多くラインナップされ、どれも大変興味深いものでした。

 

そんな中、自分が印象に残った講演のひとつとして、ビヘイビアヘルス(※1)のセッションでご登壇いただきました奥井伸雄先生のご講演について紹介させていただきます。

奥井先生にはテストステロンと運動をテーマにご自身の臨床研究のデータをもとにご講演いただきました。

テストステロンとは、男性に多く分泌される男性ホルモンの1つで(女性も分泌しますが)、骨や筋肉の強度・性機能の維持などに関係の深いホルモンです。

低下すると2型糖尿病、メタボリック症候群のリスクを増大させるとも言われています。

どのぐらい運動するのが健康に良いのかという討議は、様々な切り口で語られますが、このテストステロンの視点で考えた際、走行距離にして100~120km/1月がちょうどよいそうです。

200kmを超えると急激に下がるというデータがあるそうで、運動のしすぎも健康リスクになるです。
とはいえ、自身の生活に置き換えると、1カ月に100kmなど程遠いのが現状です。1週間に置き換えるなら20km、毎日3km、、、、、。半分も達成できていないので、もっともっと運動をしなくてはと、改めて強く思いました。

 

この他にもたくさんの興味深い講演を頂いた演者の皆様、オーガナイザーの皆様、そして台風が心配される中ご参加くださった皆様、出展してくださいました企業の皆様に心より感謝申し上げます。

 

そんな最先端の話題満載の「抗加齢医学の実際」セミナーは、来年2018年は、9月16日(日)に開催を予定しておりますので、どうぞご期待ください。

 

※1 ビヘイビアヘルス
ハーバード大学発で提唱された概念。病院にかかる前に、日々の生活習慣(行動パターン)を変え病気の発生を予防し、健康維持を目指すという健康概念。

 

 

 

株式会社メディプロデュース

奥村 玲

 

 


APSCI2017 出展報告

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当社では国際会議の誘致から、企画・準備・運営の業務を行っています。

国際会議は誘致から開催まで長いと6年の準備期間を設けることもありますが、現在、当社で担当している第12回アジア太平洋人工内耳シンポジウム(APSCI2019)は、2019年の11月の開催であり、開催まで2年、現在鋭意準備を進
めています。

 

国際学会は、学会の規模にもよりますが、毎回開催国が異なるため、開催国自体の魅力、物価や治安など、参加者にとってはこういった要素も、参加するか否かの判断材料となります(もちろんプログラムが一番大事!)。

幸いにも日本は、他国にはない独特の文化、魅力的な食べ物、安定した治安、物価もヨーロッパ諸国とも大差がなく、学会参加者にとって、日本での国際会議は参加しやすいと思われる傾向にあります。

 

さて、今回、9月18日~22日に北キプロス・トルコ共和国で開催された。APSCI2017へ参加し、APSCI2019のPR活動に行ってまいりました。

学会場がまさかの神殿!?

 

APCSIは2年に1回開催される学会のため、APSCI2017が前回大会あたり、
APSCI2019としては、日本での開催をアピールし、参加者を募る絶好の機会です。

私はAPSCI2019事務局の担当者として、展示会場にて、APSCI2019の紹介、開催地である日本、東京のPRをしてきました。

APSCI2019紹介ブース

 

折り紙でデコレーション

 

コーヒーブレイクの時間になると、参加者の皆さんが立ち寄ってくださり、学会開催時期の日本の気候や東京観光について、交通の便など、具体的な質問をされる方も多く、「2年後に東京で会おうね!」 との温かいメッセージもたくさんいただきました。

このAPSCI2017は、実は、もともとトルコのイズミールで開催予定でしたが、テロ、治安の悪化により、半年前に開催地が変更になり、今回、北キプロス・トルコ共和国のファマグスタで開催になりました。

北キプロス・トルコ共和国のあるキプロス島が南北で分断されており、南はキプロス共和国(EU加盟国)北が北キプロス・トルコ共和国です。

北キプロス・トルコ共和国は、トルコ以外国として承認している国はなく、日本もキプロスを 「トルコ軍実効支配地域」 と呼称をしており、国交がありません。

今回、北キプロスでのAPSCI2019のPRに当たって、大きなバナーや様々なデコレーションを持って行きたかったのですが、「国交がない」 という事は、日本からの郵便、Fedex等のサービスもないため、荷物を送ることができず、ちょっとさみしい展示ブースとなってしまいました。

 

一方、なかなか国交のない国で出展をするという経験もないので、どのように渡航するのか、荷物はどうやって持って行くのか、少ない材料でどのようにデコレーションをするか?など、1つ1つの準備が大変勉強になったのも事実です。

北キプロスでの学会は、トルコらしい?のんびりとした感じでしたが、懇親会は大いに盛り上がりました。

お城でのカクテルパーティー

 

Gala(懇親会)会場がまさかのディスコ化する

 

お城でのカクテルパーティーもその地域の特色を生かした企画でしたし、Galaはトルコの有名な歌手が招かれ、70's、80'sの有名な曲とともに、参加者が大合唱、Galaの会場はディスコ化しました。

「Hey Jude」 がステージから流れると、日本からの某教授がステージに上がり、歌手からマイクをうばい、歌いだしたのはここだけの秘密です。

国際会議は、世界中の人々と学術交流する目的だけではなく、Social Programで参加者が一体化し、交流を深めるという事も大切な要素です。

北キプロスでのディスコの後に、日本で何をするのか?こういった企画を考えるのも、私たちにとって楽しみの1つです。

 

2年後、日本にお越しになられた参加者の皆さんにとって、記憶に残る学会となるよう、しっかり準備をしていきたいと思います。

 

 

 

株式会社メディプロデュース
皆川 幸代

アイバンク啓発ミュージカル 開催報告

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メディプロデュースでは、 アイバンク啓発のためのミュージカル 「パパからもらった宝もの」 の運営をお手伝いしております。

本年度の公演が東京・新宿文化センターと兵庫・神戸文化ホールで、それぞれ9/22(金)、10/5(木)に開催されました。

 

年間2万眼の角膜移植が必要といわれていますが、実際の年間角膜移植件数は1,500眼というのが実情という状況の中、アイバンクの活動を少しでも多くの方に知って頂くことを目的に毎年、ミュージカルは公演されております。

 

私は今回初めて担当しましたが、ちょうど今年で10年目を迎えた公演に、担当として関わることができたことはとても光栄でした。

その記念すべき今年の舞台では、 ヴァイオリニストの川畠成道さんに、記念公演のスペシャルゲストとしてご出演いただきました。

東京・神戸それぞれの会場で生演奏をしていただき、素晴らしいバイオリンの音色が来場した多くの方の美しいバイオリンの音色が会場に響き渡り、優雅なひと時となりました。

ミュージカルは、一つの事故で患者が救急車で病院に運ばれるシーンから始まります。角膜移植に関する情報を提供する人(アイバンクコーディネーター)、ドクター、角膜を提供する人、移植を受ける人、そしてその家族といった様々な人々で物語は構成されていきます。
普段の日常生活では感じることのない「見える喜び」、そして人に支えられて生きているということを、このミュージカルを通して痛切に感じました。

 

来年は9月に埼玉、10月に名古屋で公演が決定しております。

まだ舞台をご覧になられていない方がいらっしゃいましたら、ぜひお運びいただければ嬉しく思います。

 

 

 

株式会社メディプロデュース

須賀原 淳也

 

 

 

メディプロダクト6周年(11月11日は「美しいまつ毛の日」)

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はじめまして。

メディプロデュース子会社のメディプロダクトにて、アイシャンプー事業を担当している梅本と申します。

メディプロダクトは、まつ毛・目もとを洗うアイシャンプーの企画販売をしており、2017年11月11日で6周年を迎えます。
さらに、本当に偶然ですが11月11日は 「美しいまつ毛の日」 として日本記念日協会に認定されており、「まつ毛を洗う新習慣」 を提案してきた弊社としては嬉しい縁を感じます。


メディプロダクトのこれまでの事業展開を振り返ると、アイシャンプー発売当初は、マイボーム腺機能不全(MGD)型ドライアイ症状を訴える方に向けて、眼科での販売が主な販路でした。

MGD型ドライアイとは、涙の成分のうち「油分」が不足するタイプのドライアイです。
油分には、涙の表面に“油の膜”を張ることで水分の蒸発を防ぐ役割があり、その涙に油分を分泌している皮脂腺のことを「マイボーム腺」と言います。
そのマイボーム腺が皮脂汚れやアイメイクなどで塞がってしまい、油分の分泌ができなくなった影響でドライアイ症状に繋がります。
そういったマイボーム腺の汚れを洗浄することで、油分の分泌を促してドライアイ症状が改善することが臨床データで確認されていることから、現在でも眼科ドクターからの問い合わせをいただくことが多くあります。

さらに、アイシャンプーがまつ毛の健康にも繋がることが分かってからは、メイクやまつ毛エクステなどの影響でまつ毛が傷んでいる女性に向けて美容サロンでの販路も増えてきました。
現在でも眼科クリニックからのご注文が大半を占めておりますが、今後は美容サロンでの拡大も視野に入れて営業活動を行っております。


少し話は変わりますが、私が入社した4年ほど前はSNSで 「アイシャンプー」や「まつ毛シャンプー」 と検索しても何もヒットしませんでしたが、現在ではSNSで 「アイシャンプー」 と検索すると弊社の商品以外にもエクステサロンのメニューなどでたくさんヒットしてくるようになったのも嬉しい展開です。

これまでにない、新しい発想の商品にも関わらず、アイシャンプーというワードが少しずつでも世の中に浸透してきたことは、それだけ多くの方が目もと汚れによる不快感に悩まされているんだ。とも実感いたします。


アイシャンプーはデリケートな目もとに使用する商品のため、通常の化粧品よりも厳しい基準をクリアし、さらに眼科医との共同研究によって確かな臨床データが取得できた商品を皆様に提供させていただいております。

今年の11月11日で6周年を迎えますが、今後10周年、20周年、もっと先の未来まで皆様が納得・安心して使える商品を販売し続けますので今後とも応援いただけましたら幸いです。

 

 

 

株式会社メディプロダクト

梅本和樹

 

平成29年度PCO・AGT FAMツアー 参加報告

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12月6日~8日にかけて、沖縄観光コンベンションビューロー様が主催される、PCO・AGT FAMツアーに参加して参りました。

このツアーは、沖縄がMICEブランドとして確立、PRすることで、新たな需要、事業拡大を図ることを目的に、国内のPCO、コンベンション取扱い旅行会社の誘致担当者が招請されるツアーであり、沖縄県内の各施設の視察、事業者との情報交換が行われました。

来年、いつもお世話になっている、順天堂大学の堀江重郎教授が担当する、「第35回日韓泌尿器科会議」 の事務局を当社で担当することになっておりますが、会場が沖縄コンベンションセンターということもあり、この機会に参加して参りました。

 

沖縄県外の主催者が沖縄県でコンベンションをすることが多々ありますが、それは、暖かい気候、美しい海と緑、豊かな文化などが主催者を引き付ける要因かと思います。

その一例として、沖縄という地域性を生かし、古民家やビーチサイド、変わったところでは、洞窟の中でも懇親会が可能です。

琉球村で提供している懇親会利用可能の古民家
https://www.ryukyumura.co.jp/


海をバックに懇親会をすることも可能
http://www.shinryokan.com/index.jsp

 

ケーブパーティーのできるガンガラーの谷
http://www.gangala.com/

 

今回のツアーでは、よく使われるコンベンション施設だけでなく、ユニークベニューの紹介もありましたが、今回、特に印象的だったのは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)内の会議施設の紹介でした。

 

自然の中にあるキャンパスなので、交通の便は悪いですが、さすが、科学技術の大学院!各階施設のテーブルにはコンセントがあり、LANポートやWeb会議のできるシステムも組まれています。

大学の会議施設となると制限が多く、運営が難しい場合が多いのですが、スタッフもプロフェッショナルで、新しいアイディアも取り入れながら
運営をされており、是非、一度、ここでコンベンションを担当してみたいと思いました。

個人的にはこの通路でデジタルポスターをやってみたい!と思いつつ、想像が膨らみます。

実際に、ここにパネルをいれてポスターセッションをしたことがあるようですが、既存で設置されている映像設備を使い、デジタルポスターができたらいいな!と。

 

このように、沖縄でMICEをすることは魅力的ですが、一方、東京からは飛行機で3時間、那覇空港からコンベンションセンターまで、バスで30分以上かかり、その他のコンベンション施設は公共交通機関ではアクセスが不便、というデメリットもあります。

ただ、その不便さを忘れさせるような魅力を沖縄が持っているのも事実、PCOとしては、参加者にご不便をおかけしないよう、沖縄県と協力しながら、運営をサポートしていければと思います。

 

今回のツアーは、視察が目的ではありましたが、全国からPCO、旅行会社の実務担当者が参加しており、日頃の業務を相談したり、普段、なかなかPCO同士で話す場もないので、とてもよい機会でした。

個人的に、このツアーで前職の同僚にばったり会い、お互い酒飲みであることから、他のPCOを巻き込み、夕食会で盛り上がったのも、良い思い出です。

 「万国津梁館名物 ”サミットライン”写真撮影」
 

今回、沖縄県、ビューローの皆様には、過分なるおもてなしをいただき、このような機会をいただきましたこと、大変有り難く感じております。

今回の経験を活かして、来る 「第35回日韓泌尿器科会議」 をより魅力的な会議とできるよう、また、これから一PCOとして沖縄の魅力を発信する一助ができればうれしく思います。

 

 

株式会社メディプロデュース
皆川 幸代

 

東京眼科サミット2018 開催報告

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2018年2月11日(日)、4つの眼科に関する研究会(東京眼科アカデミー、眼抗加齢医学研究会、ブルーライト研究会、老眼研究会)が一堂に会し、「東京眼科サミット」として東京 赤坂インターシティコンファレンスにて開催されました。

 

当日は天候にも恵まれ、それぞれの研究会会員でいらっしゃる先生方が、全国から集まられて、盛会となりました。会場は2017年10月にオープンした新しい施設で、アクセスもよく、清潔感がある快適な空間でした。

 

プログラムでは各研究会の世話人の先生が座長を務められ、各研究会からそれぞれ2名の先生が講演されました。4つの研究会のそれぞれのテーマの話題が掘り下げられて、非常に興味深く、ユニークな学術集会となりました。

 

また、第1回東京眼科サミットの試みとして、「眼科イノベーション」というセッション枠を設け、大学や研究機関等での研究からビジネスへの展開例を紹介するコーナーが設けられ、多くの参加者の興味、関心を集めていました。

 

東京眼科サミットが今後、2回、3回と回を重ねていけるよう、しっかりと運営のサポートをさせていただきたいと思います。また全国の先生方にご参加頂けるよう、東京のみならず地方での開催もご提案していければと考えております。

 

株式会社メディプロデュース

須賀原淳也

日本ポジティブサイコロジー医学会監修『ポジティブ精神医学』出版決定

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弊社が事務局運営を代行する日本ポジティブサイコロジー医学会監修のもと、『Positive Psychiatry: Clinical Handbook」の翻訳本である『ポジティブ精神医学』が金剛出版より2018年6月25日に出版されます。

 

 

1年ほど前より大野裕理事長を中心に本書の翻訳と編集を進めて参りましたが、人間のポジティビティやこころの健康に着眼したサイエンスを精神医学に応用した初の専門書であり、従来の疾患中心の観点からではなく、疾患を持つ「人」の強みやレジリエンスに視点をシフトした具体的な臨床ケースや科学的根拠が多く記載されています。

 

昨今、企業のストレスチェックが義務化され、「こころの健康」が注目を集めていますが、本書のあとがきで大野裕先生もご指摘されているように、「こころの健康」という言葉が何を意味するかははっきりしていないことが多く、社会でよく言われている「こころの健康」は、その多くが、うつ病やストレス関連疾患などの「こころの不健康」について語られることがほとんどと感じます。本書を契機に、メンタルヘルス分野が「こころの不健康」の治療のみならず、「こころの健康」の構築について広く議論されるようになることを願っています。

 

私自身も、現在、慶應義塾大学大学院医学研究科眼科学教室にて、視覚障がい者やアイペイン患者を対象にポジティブサイコロジーの研究をしており、お陰様で先日、PLoS ONEより論文を発表することが出来ました。(Matsuguma S, Kawashima M, Negishi K, Sano F, Mimura M, Tsubota K (2018) Strengths use as a secret of happiness: Another dimension of visually impaired individuals' psychological state. PLoS ONE 13(2): e0192323.)これも一重に多くの方々にご指導ご支援をいただいているお陰と思っています。

 

今後も大学院での研究と日本ポジティブサイコロジー医学会での取り組みを通して、心身共に健康な社会を実現するための一助となれるように精進して参りたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

 

本年度の日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会は2018年11月10日(土)に徳永雄一郎先生(不知火病院 理事長)を会長に迎え、福岡市にて開催予定です。初の九州大会となりますので、「こころの健康」にご興味がある方は是非ご参加ください。

 

お待ちしております!

 

第7回日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会のご案内はコチラ

http://jphp.jp/shukaisemi.html

 

株式会社メディプロデュース

松隈 信一郎

第119回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会 開催報告

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2015年より準備を進めてきた、第119回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会が、
5月30日(水)~6月2日(土)にパシフィコ横浜にて開催されました。

 

会期中、雨予報だったにもかかわらず、さわやかな青空の元、5,500名に迫る参
加者を迎え、盛会のうちに終了いたしました。

 

学会ポスターデザインと青空

 

学会役員の先生方、医局の皆様には、ご盛会、心よりお喜び申し上げます。

日本耳鼻咽喉科学会は、今年で125周年を迎える大変歴史ある学会であり、
学会会期初日、125周年記念式典も開催されました。

125周年記念式典風景

 

この歴史ある学会の運営事務局を拝命し、お手伝いできましたことは、
大変光栄であるとともに、普段より緊張しながら、当日まで準備をしてまいりました。

 

一方、このような大型学会の運営は、普段導入できないシステム、
新たな試みをするチャンスでもあり、山岨会長、安藤事務局長のご指示のもと、
会期中の様々なイベント、参加者サービスを提案、実行できたことは、
当社としても大変勉強になる会でもありました。

今回、日耳鼻総会を運営するあたり、特に注力をしたことを3点、
ご紹介いたします。

 

1.当日、スムーズに会が進むよう、事前の情報提供をできる限り行う。

今回、3年ぶりの関東での開催、当日はかなりの参加者を迎えること、
また、会期中第37回横浜開港祭の開催もあり、学会会場周辺の混乱も、
予測されておりました。

演題や参加登録締切りをはじめ、各種締切り、参加にあたっての注意事項など、
全国の医育機関代表者、耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室の教授宛に、
何度もご案内のメールをしました。

Facebookや総会HPからの情報発信もいつも以上に注力いたしました。

 

2.講演会場から少し離れた展示会場へも参加者が流れるように工夫

今回の課題の1つに、展示会場が講演会場から歩いて数分の展示ホールにあるこ
とから、展示会場への来場者が減る可能性が懸念されていました。

ドリンクコーナーの充実、物産展やアイスクリーム販売、第1会場の中継、
充電コーナーの設置など、参加者がゆっくり展示会場を回っていただけるような
催しを充実させるとともに、事前の告知やサイネージなどで参加者に告知を行い

ました。

また、展示ホールも学会会場の1つとして一体感が出るよう、
参加者誘導のバナーを設置し、参加者の流れを作る工夫をしました。

 

参加者誘導のためのバナー

 

サイネージで展示会場の案内


充実したスタンプラリーの景品

 

 

横濱銘菓物産展

    

  
クレジット:デジタルポスター

 

3.受付、誘導スタッフの充実

学術講演会の1日目、実地医家の参加者が特に多い木曜日の午前中は、
参加者がピークに達することから、受付窓口を例年の1.5倍に広げるとともに、
誘導に専念する誘導チームを編成しました。

受付スタッフを1.5倍に増強

 

また、「参加受付、領域講習、ランチョンなど、並ぶことが多いね」という、
過去の参加者からのご意見を受け、整理券制度を導入しシステム化しました。

各講演会場に行ってみないとランチョンセミナーに入れるかわからなかった、
というお声を受け、学会会場内のロビーには、各ランチョンセミナーの整理券発券
状況を表示し、どのセミナーが空いているか逐一情報提供いたしました。

参加者はその情報をもとに整理券を受け取る、発券時間終了後も
空いているセミナーを知ることができ、ランチョンセミナーへの参加を
スムーズに促すことができました。

ランチョンセミナー整理券発券機

 

ランチョンセミナー残席情報

 

様々な企画、工夫を導入した結果、今回、予想以上の事前登録者数を迎えたにも
かかわらず、当日の参加者の混乱はなく、多くの方から「スムーズな運営だったね」と
お褒めのお言葉をいただきましたことは、スタッフ一同光栄に思っております。

 

日耳鼻総会をお手伝いさせていただいたことで、大変印象に残っていることは、
総会を担当する医局の先生方、また、総会運営にかかわる各委員会の先生方が、
参加者のために、学会のさらなる発展のためにと、それぞれのお立場で細かなと
ころまで注意を払って学会の準備をされている点でした。

 

先生方のおもてなしの精神、各所で配慮されていた点など、
PCOとしても今後より一層気を付けていくべきポイント、参考になるところなど、
改めて日々の業務の見直しをするきっかけとなりました。

 

今回、歴史ある日本耳鼻咽喉科学会の総会運営をお手伝いさせていただいたこと、
また、ご関係の先生方と一緒にお仕事をさせていただきましたことは、
一担当者だけでなく、当社スタッフ全員の心に残るものでありました。

 

本総会の会長を務められた山岨達也先生は、来年の11月に、
APSCI2019という国際会議を担当されます。

当社も事務局としてより一層精進し、世界中から参加される先生方をお迎えすべ
く、準備を進めてまいりたいと思います。

 

最後になりますが、本総会の運営は当社1社でできるものではなく、
様々な協力会社、ディレクターの皆様にお力添えをいただきました。

この場を借りて、深く御礼申し上げます。

 

株式会社メディプロデュース
皆川 幸代

 


第18回日本Men's Health 医学会 運営報告

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去る7月14日(土)・15日(日)、お台場の日本科学未来館にて、
第18回日本Men's Health 医学会が開催されました。

 

日本科学未来館

 

当社としては、2010年の第10回、2011年の第11回に引き続き、
3回目の同学会の運営となりますが、当時に事を思い返しながら、
準備を進めてまいりました。

準備にあたり、第10回の予算書を見返したところ、有料参加者が126名、
講演会場も1つの小規模学会でした。

 

今回、36度という猛暑の中、お台場という少し不便な立地にも関わらず、
有料参加者は300名に迫る倍以上の参加者、ご招待の方を含めると、
約400名の参加者の元、盛会のうちに閉会いたしました。

 

この8年間で学会が倍以上の規模となったこと、また、参加者の診療領域も、
様々な分野の医療従事者、医師だけでなく、薬剤師、看護師など、
幅広い方々がご参加になる学会となったこと、関連の先生方のご努力、
お力のものと存じ、改めて、ご盛会、心よりお祝い申し上げます。

 

今回、メンズヘルスの未来、をテーマに、様々な切り口から、
メンズヘルス(男性医療)についての発表、討論がなされました。

 

がんや排尿障害、不妊治療などの泌尿器科の分野、メンタルヘルス、
ゲノム、生活習慣、コンディショニングや運動など、それこそ全身くまなく、
様々なテーマで9つのシンポジウムが開催され、一部のプログラムでは、
立ち見が出るほど活気のあるセッションが目白押しでした。

 

また、「女性医師から提案する男性の健康」として、座長、演者すべて女性、
循環器、眼科、皮膚科・形成、栄養、それぞれの分野から、
メンズヘルスを切り口にご発表いただいたのも、とても目新しいものでした。

 

男性医学の父、熊本名誉理事長もおっしゃっていましたが、数年前は、
男性参加者だらけの本学会に女性の参加者が増えたことは、それこそ、
メンズヘルスの未来、新しい風を感じられるような会であったと思います。

 

講演会場の風景

 

今回の学会長であり日本Men's Health 医学会理事長でもある堀江重郎先生は、
今年12月に第35回日韓泌尿器科会議を主催され、再び当社が担当いたします。

 

沖縄の開催となり、都会での開催とは一味違う学会になることと思います。

韓国からの参加者にも日本、沖縄での学会を満喫していただけるよう、
プログラムや様々な企画の準備を事務局としてお手伝いさせていただきます。

 

株式会社メディプロデュース
皆川 幸代

 

アイバンクミュージカル「パパからもらった宝もの」開催報告

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当社では、角膜移植とアイバンクの啓発活動を行なっている「移植・再生医療を支える会」のお手伝いをさせていただいております。その活動のひとつとなる、アイバンクミュージカル「パパからもらった宝もの」が、埼玉と名古屋で開催されました。

 

年間2万眼の角膜移植が必要とされている一方、実際の年間角膜移植件数は1,500眼というのが実情という状況の中、楽しいミュージカルの舞台を通して、角膜移植という医療について知っていただき、またアイバンクの活動を少しでも多くの方にお伝えすることを目的とした、いわば医療啓発のためのミュージカルです。

 

2008年の初上演から、皆様に愛され、今年で11年目を迎えたミュージカル「パパからもらった宝もの」は今年の2公演で最終公演となりました。

 

今年は、視覚に障がいがある方も一緒に楽しめる 「音声ガイド」の観劇サポートが導入され、

埼玉公演は700名を超える来場者で満員御礼、最後となった名古屋公演も多くの来場者で埋め尽くされ、最後の舞台に大きな声援が寄せられていました。

 

11年というロングランとなった医療啓発ミュージカルのお手伝いをさせていただいたことは、弊社にとってもまた自分にとっても、貴重な経験となりました。劇団のクリエイティブな力の大きさ、またメインスポンサーとして長きにわたりバックアップされたわかさ生活様の情熱を間近で見て感じることができたことは、自分にとって大きな財産となりました。

 

来年は新たなミュージカルが誕生し、10月に東京公演が決定しております。

またホームページ等でご案内して参ります。

 

須賀原淳也

Hear Well Enjoy Life!!

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日本耳鼻咽喉科学会が難聴を中心にした疾患等の啓発を目的にした

オウンドメディアサイト”Hear Well Enjoy Life”の制作のお手伝いをさせて頂きました。

 

Hear Well Enjoy Life


私はこの仕事に携わるまで難聴と聞いたとき、その言葉は知っていても

身近な言葉には感じられませんでした。

 

高齢になり、耳が聞こえなくなった人、

または先天的に耳が聞こえない人というごく一部の方の病気という認識でした。

しかし、65-74歳では3人に1人、75歳以上では約半数が、

難聴に悩んでいるという事を知りました。

 

言われてみれば、私も親(70歳前後)とコミュニケーションをとる際、

一部聞き流されているような感覚を感じた経験があります。

しかし、それは聞き流されているのではなく、(聞こえなかった箇所があったとしても)

前後の流れで親なりの解釈をして会話が進んだのではないかと、はっと感じました。

 

もちろん、難聴だけが原因ではないでしょうが、

難聴と思うと、さまざまな行動に納得ができることがいくつもあることに気づきました。

 

さらに、難聴は予防できる要因の中で、認知症の最も大きな危険因子であると指摘されており、脳の萎縮や、神経細胞の弱まりがに大きく影響するとの研究報告があることも知りました。

 

難聴は認知症の最大の原因になる!?

難聴は予防したり、補聴器を活用することで、QOLを高めることができる疾患ですので、

このことに関する「正しい情報」や「最新の情報」の発信をお手伝いできたことは大変うれしく、また今後も引き続き、頑張って参りたく思います!!

 

 

抗加齢医学の実際2018 開催報告

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2018年9月30日(日)、弊社主催「抗加齢医学の実際」を、慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて開催いたしました。

 

今年のテーマは『アンチエイジングTOPCSから、その取り巻く環境まで』。プログラムをコンパクトにまとめながら、アンチエイジングの今をレビューできるホットな話題を、各分野の講師の先生方にご講演頂きました。

 

特に今年は、医療における生産性を考えることの重要性、また100年ライフの社会と医療の課題に向き合う、アンチエイジング医療経営についてといったご講演内容など、いちはやく社会の動向を取り入れた本会ならではのテーマも取り入れて、さらにインパクトのある内容となりました。

 

当日は台風が近畿~中部地方に上陸し、山陽・東海道新幹線の運休や空の便の欠航が相次ぎ、関東地方は夜の20時でJRや私鉄各線が運休を決定するといった状況でしたが、そのような悪天候下でも、座長ならびに講師としてご足労を頂いた先生、ならびに、ご参加を頂いた先生、そして、展示出展を頂いた企業の皆様に、この場を借りて深く御礼を申し上げます。

 

今後はご講演頂く先生方との調整を前提に、講演内容をネット配信できる仕組み作りも視野に入れ、当日やむなく参加できなくなった方々に、現場の臨場感をお伝えできるような対応を考えていきたいと思います。

 

「抗加齢医学の実際」は、2019年も開催を予定しております。旬なトピックスや最先端の情報を、先生方や企業の皆様のお力をお借りしながら発信していければと思います。また来年もぜひ「抗加齢医学の実際」で、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

須賀原淳也

ICCA 2018 Dubai 参加報告

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2018年11月11日から開催されたICCA Congressに参加した。

 

前にもこのブログで報告をしたことがあると思うが、

ICCA はInternational Congress and Convention Association の略称で、

会議を誘致・運営する際のステークホルダーである、世界各国の観光局、

地域のビューロー、国際会議場、エアライン、旅行会社、ホテル、

そして私たちのようなPCO(Professional Congress Organizer)が会員となり、

国際基準での会議の運営のあり方などをディスカッションする団体である。

毎年1回、会員が集まるミーティングがあり、昨年はプラハ、今年はドバイ、

来年は台湾のように世界各地で開催されている。

という訳で、今年はドバイでのミーティングに参加してきた。

 

様々なシンポジウムやセッションが組まれているが、

毎年、今年のトピックというべき学びが多い。

例えば、テロが多数勃発していた数年前には会議における

セキュリティーをテーマとしたセッションが組まれており、

日本ではテロもそうだが、地震、台風など備えておくべき天災も多いので、

自分たちのマニュアルをどうすべきかなど多くの気づきを与えられる。

 

今年のホットトピックは、ヨーロッパにおけるGDPR(EU一般データ保護規則)で、会議運営時の個人情報をどのように扱うのかの議論が多くあった。

国際学会をいくつか抱える弊社でも、早速、社内での運用について

取り組みを始めている。

 

私も様々なセッションに参加したが、とくに面白かったのは、

ディベートをしながら進める恒例の人気セッションだ。

今年のテーマは、会議で重要視すべきは、

「Experience vs Contents?どちらか!」

ネットでの会議のライブ配信などが日常的に行われる今、

会議に来る意味を問う疑問提議としてセッションは進んで行くのだが、

自分の思うチームに席を移動し、各チームごとに異なった帽子が渡され、

そのチームの議論を戦わせていく。

「体験して感じないと何も覚えていないから、やはりExperience!」

「テークホームメッセージがあるべきなのでContentsだ!」など、

正解のない議論だけに、全くまとまらないが、それぞれの意見の中にも

なるほどと考えさせられる主張があり、興味深い。

 

ディベートセッションの様子。手前のwitch帽子を被っているのがExperience派!

 

日本で会議を運営する場合、前例に従い会議を運営するケースが多いので、

会議を運営する意味、参加者の体験などをここまで深く考える仲間がいることにとても嬉しくなった。

私の意見としては、Contentsが会議をする意味であり、

Experienceは方法だと思うので、どちらも大事!と思った。

そして、私たちPCOとしての課題は、Experienceがどんな風に

提供できるのかだと考える。

 

パーティーは世界一高いブルジュ ハリファのアルマーニホテルで開催されました

 

5キロランにも参加しました。新しく開発している海岸沿いの一帯を走りました

 

いろんなセッションに参加したり、砂漠に行ったりして、

あっという間にすぎた4日間。

日本から参加されたたくさんの方々にも知り合うことができて、

新しいご縁に感謝です。

来年は、台湾! 小籠包も楽しみです。

 

株式会社メディプロデュース

代表取締役 

久保田恵里

 

MICEセミナー 参加報告

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冒頭から個人的なことで恐縮ですが、2018年は自分にとって学びの年、
とひそかに名付けていて、興味のあったマーケティングビジネス検定を

とったり、世界100か国訪問達成を記念して、世界遺産検定を取ったり、
実りある一年を過ごさせていただきました。

長年同じ仕事をしていると誰もがモチベーション上がらない病や

前例踏襲病にかかったり、自分のキャリアに行き詰ったりすると思いますが、

私もたまにその病気にかかることがあって、そんな時に特効薬だと思うのが、

「何かお勉強をする!」、これがなかなか効きます。

さて、前回の代表のブログにもあった通り、私も11月にICCAに参加し、
世界中のMICE関係者とともに、MICEのトレンドを学び、

ネットワーキングをしてきましたが、日本国内でもMICEに関する

セミナーが企画されており、よく参加をしております。

 

毎年この時期にJNTO様主催のセミナーが企画されていますが、
海外で活躍されているMICE関係者が講師となり、体系的に

MICEを学べるチャンスで、今年は、「MICEセミナー〜ADVANCE〜」

ということで、インセンティブ旅行をテーマに、

誘致・開催のノウハウを学べるセミナーに参加してきました。

 

インセンティブ旅行(Incentive tour)とは、営業成績が優秀な社員や

販売店などを対象に、企業が報奨として行う旅行のこと、

身近なところだと、保険など金融系の会社が、インセンティブ旅行を

導入していることを、聞いたことがあるかと思います。

簡単に言えば、社内で特に頑張った人たちにボーナスとして、

旅行をプレゼントすることですが、ただの旅行ではなく、

スーパーVIP待遇な旅行で、チームビルディングの要素もあったりします。
欧米ではインセンティブ旅行を活用した販売促進が盛んで、

インセンティブ旅行の企画・演出を専門に行う

インセンティブハウスとよばれる企業もあるそうです。

当社はMICEの中でも、M=Meeting、C=Convention のお仕事が多く、
私もPCO(Professional Congress Organizer)として、

会議企画・運営業務を行ってますが、
今回のセミナーテーマであるInsentiveは、MICEの「I」にあたります。

現在、インセンティブ業界は伸びており、インセンティブ旅行にかける予算、
1人当たりにかけられる予算は年々上がっており、

今後も伸びが期待されています。
では、企業がインセンティブ旅行になぜ予算を割くか?

売上を上げるために、割引クーポンなどを発行すると

一時的に売り上げが上がるが、負のスパイラルに陥ることもある一方、

インセンティブ旅行で社員1人1人のモチベーション、

パフォーマンスを上げることは、一時的な利益だけでなく、

将来的な利益も生じるとのこと。

今回のセミナーでは、具体的な数字が何度も上がり、例えば、
インセンティブ旅行に1ドル使うごとに、平均的に企業は、

12.5ドルの収益増と3.8ドルの増益が見込まれるなど、

具体例と数字を合わせた大変興味深い講義でした。

また、インセンティブ旅行は、非日常的、ただの旅行ではなく

参加者全員がVIPである、というのも特徴ですが、

具体的なインセンティブ旅行の企画方法についての講義もあり、
VIP対応をするために、ホテルと交渉するべきことは何か、

パーティー会場のセッティングの仕方、サプライヤーとの交渉で必要なこと、

契約や予算管理についてなど、インセンティブだけでなく、
日頃の会議運営にも大変参考になるお話をお伺いすることができました。

Meeting、Convention の分野でも、近年は従来の講義形式の会議ではなく、
「Experience(経験)」を重要視した会議の企画が取り上げられています。
インセンティブ旅行が求める「非日常的」を会議の分野でも

「Experience(経験)」として、取り入れるところがあるのではないか?

と考えながら、2日間のセミナーが終わりました。

このセミナーは受講後、試験に通ると

Certified Incentive Specialistの資格を取ることができ、
私も無事試験に通り、CIS保持者となりました。
Meeting Planner の資格であるCMP(Certified Meeting Professional)より、
インセンティブの資格を先に取得する、というのは若干複雑な

心境ではありますが、CISの資格をステップとして、

CMPも取得すべく、今年も引き続き学びの年としたいと思います!

 

 

資格はあくまで一つの指標でしかありませんが、

業務知識を増やすだけでなく、冒頭で記載したように、

これもインセンティブ同様、モチベーションアップであったり、
プロフェッショナリズムであったり・・・、まさにProfessional なPCOとして、
クライアントに信頼していただけるよう、これからも日々精進したいと思います。

株式会社メディプロデュース
皆川 幸代(Sachiyo Minakawa, CIS)

 

 

第35回日韓泌尿器科会議 運営報告

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2018年12月7日(金)・8日(土)に、沖縄コンベンションセンターにて「第35回日韓泌尿器科会議」が開催されました。

 

沖縄開催は、会長である堀江重郎先生が「韓国からもアクセスが良く、冬でも暖かい気候で過ごしやすい環境でお出迎えをしたい」という思いから、ご決定されました。2日間で予定を上回る約200名にご参加いただき、盛会裏に終了いたしました。

 

会場入り口

 

「日韓泌尿器科会議」は、日本と韓国両国の泌尿器科の医師・研究者が年に1回一堂に会し、両国の関係性を育むとともに、最新の治療・研究の情報交換をして、泌尿器科分野の発展を目指すことを目的に35年間続いている歴史ある会です。来日された韓国の先生方からは、大変楽しく有意義な滞在だったとの声が多く寄せられ、主催校の先生方、座長・演者の労をおとりいただきました先生方、その他関連の先生方のお力の賜物と存じます。

先生方にご指導いただき、会の運営をお手伝いさせていただけたことに、感謝いたします。

 

今回の学会のテーマは「Good Doctor」でした。Good Doctorは、良い医師とは何かを自身に問い、人間成長していく韓国ドラマのタイトルで、日本でもリメイクされました。このテーマを軸に、プログラムは特別講演(1)、招待講演(2)、教育講演(3)、シンポジウム(8)一般演題(2)で構成され、ポスター展示も行われました。

 

Androgen Therapy, Immuno-Oncology, Prostate Cancer, Robotic Surgery, Laser Surgeryなど、多岐にわたるトピックにて講演がなされ、熱気を帯びた質疑応答の様子から、先生方の熱意が伝わってきました。

 

講演会の様子

 

ロボット手術、レーザー治療、内視鏡治療、投薬治療など、泌尿器科分野では様々な治療法が開発され、発展を続けていますが、本会のような日韓両国での情報交換・ディスカッションが大きく貢献されているのだと感じ、将来のさらなる発展の兆しを感じました。

 

伝統文化が色濃く残り、世界中からも観光地として注目される沖縄。学術的に有意義な時間を過ごしていただくとともに、この機会に沖縄を満喫していただきたいと思い、準備を進めてまいりました。

 

沖縄の特色について調査し、沖縄コンベンションビューローのご協力も得て、交通事情や会場状況を確認しながら、魅力ある企画づくりに努めました。現地の方々のアドバイスは助けとなり、密な連携によって新しい関係性を築くこともできました。

 

Welcome Gala Dinner の風景

 

今後も、全国的に関係性を広げていき、各地で魅力ある企画を携えた学会運営ができることを目指していきたいと思います。今後も、全国的に関係性を広げていき、各地で魅力ある企画を携えた学会運営ができることを目指していきたいと思います。

 株式会社メディプロデュース

 中林 貴美子

 


第2回東京眼科サミット 開催報告

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2019年3月17日(日)、第2回東京眼科サミットが、日本橋ライフサイエンスハブにて開催されました。

会場の日本橋ライフサイエンスハブは、地下鉄三越前駅直結「コレド室町3」が入るビルの8階にある会場です。

 

当日は天候にも恵まれ、それぞれの研究会会員でいらっしゃる先生方が全国から集まり、総計約180名の方にご参加、ご来場いただきました。

 

内容は、緑内障、眼のアンチエイジング、ルテインなどの食物と目の健康について、そして老眼治療など、眼科領域におけるそれぞれのテーマで、最先端の臨床・研究の話題を聴くことができ、また当日展示エリアでご出展頂いた企業のご担当者の方からは、研究からビジネスへとつなげる取り組みと題してプレゼンテーションをいただきました。

 

海外からは、ワシントン大学医学部のラジェンドラ S. アプテ教授による、網膜疾患とアルツハイマーについての事前収録による講義があり、講演後にはweb会議ソフト「ZOOM」を用いて東京と海外をオンラインで繋ぎ、質疑応答で登場いただくといったスタイルのセッションも展開されました。

場所を選ばずに最新の講演が受けられ、世界との距離が近くなったと感じました。

 

来年も3月に、東京眼科サミット2020の開催を予定しております。また多くの先生方にご参加をいただけるよう準備していきたいと思います。また来年も皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

須賀原淳也

ポジティブサイコロジー概論と自分の強みを知ろう!を開催して(社内コミュニティ活性企画)

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先日、一般社団法人ストレングス協会代表で、メディプロデュースの社員でもある松隈信一郎君にポジティブサイコロジーと自身の強みをテーマに社員の希望者に講演をしてもらいました。そして、その後、ワークショップを行いました。

 

一般社団法人ストレングス協会

 

事前準備として、参加者は、自身の強みを把握するために、VIAテストを行いました。

 

VIAテスト

 

自身の強み上位5個(私の場合:ユーモア、親切心、愛情、寛容さ、社会的知性)について、自分にとってそれがどんな意味を持っていて、自分は何を大切にしているのか、自分にとっての強みな何なのかを考えました。

 

自分にとっては、楽しく笑顔で過ごせるような環境を作る事が大切で、またその環境が自分のパフォーマンスを上げてくれるというのが答えの一つでした。ただ環境を作るということは、簡単なことではないので、そこに向けてひとつひとつ思いつきも含めて、試してみているところです。

 

また、ネガティブ要素(苦手要素、弱み)を減らそうとする方が多くいますが、これ自体は強みを育てる行為とは、別の工程となることも学びました。もちろん苦手を克服することが必要ないという事ではないですが、強みを育てる事とは別工程という事を学びました。

何かに苦手意識を強く持っている人が、別の強みを見つけ、その強みを活かし、磨くことは、その人自身の大きな自信となり、希望をつくることにつながる、そしてそれを実践するための手法の一つとして、ポジティブサイコロジーは非常に有効なのだと思います。

 

そして、強み(得意なこと)を伸ばすことは、そうでないことを伸ばすより、飛躍的な成長を遂げやすいことも、論文などで証明されているようです。

 

この学びを是非実生活、そして仕事に活かしていければと思います。

 

GOIW2019 開催報告

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去る6月28日から30日に、北海道大学学術交流会館にて、

GOIW2019 (Global Ocular Inflammation Workshops)が開催され、

当社はその事務局としてお手伝いをさせていただきました。

 

今回の国際会議のホストである会長は北大眼科教授の石田晋先生、

事務局長は准教授の南場研一先生、そして、副事務局長の慶應眼科

小沢洋子先生のご指導の下、2017年から準備を進めてまいりました。

 

石田先生は慶應大学眼科のご出身で、2009年北大の教授になられ、

その際、当社は教授就任パーティーをお手伝いさせていただきました

(なんともう10年も前!!)。

 

開会挨拶をする石田先生

 

また、小沢洋子先生が事務局長・副事務局長を務められた

学会のお手伝いも、大きなものだけでも4回目!

第116回日本眼科学会総会Asia-ARVO2015など、

これまで何度もご一緒させていただきました。

 

石田先生、小沢先生とまたご一緒させていただきますこと、

そして、新たに南場先生ともご縁をいただき、

GOIW2019をお手伝いさせていただきましたことは、

大変光栄で、準備の2年間、楽しく仕事を進めてまいりました。

 

さて、GOIW2019 (Global Ocular Inflammation Workshops) は、

日本語では「国際眼炎症ワークショップ2019」という会議名になりますが、

この会議は6つのワークショップを同じ時期に同じ場所で行うという

合同ワークショップの集合体で、2年1度開催される国際会議です。

 

炎症性疾患を中心に、世界のオピニオンリーダーが一堂に会し、

それぞれの疾患について議論を重ね、

ひとつの結論を導き出すワークショップという形態を取っています。

 

6つのワークショップが合同開催するという形式は、2年前のバリ大会からで、

それまでは各ワークショップがそれぞれに開催したり、一部のワークショップが

合同開催をしていました。

 

2年前にGOIW Society として会則ができ、メンバーシップ制度も立ち上がり、

今回が、Society として開催する初めての大会でした。

 

「ワークショップの集合体」の国際会議、というのはとてもユニークで、

それぞれのワークショップが3.5時間の枠を持ち、

ワークショップのオーガナイザーがプログラムを決め、

当日の進行もそれぞれのやり方で進めるという運営。

 

Skypeを用いたパネルディスカッションを行うワークショップがあったり、

オーガナイザーの裁量で、間にコーヒーブレイクを入る

ワークショップがあったり。。。

特に印象的だったのは、どのワークショップもフロアからの質問や発言が多く、

ステージ上のパネリストの先生方とフロアとのディスカッションが止まらない

止まらない!

 

南アフリカからSkype中継

 

同じ志を持った研究者が集まり、研究の発展、未来に向けて意見を出し合い、

情報共有すること、国際会議という場が、人と人との繋がりを生み、

それを太くしていくということを、いつもより一層強く感じられる3日間でした。

 

ご参加いただいた先生方にとって、有意義な3日間、

記憶に残る学会となりましたら、事務局として大変うれしく思います。

 

今回、北海道大学のキャンパス内でGOIW2019は開催されましたが、

ご存知の通り、北大キャンパスは広大で、自然豊かで、

本当に素敵なキャンパスです。

 

学術交流会館近くの風景

 

ちょっと広すぎて、同じキャンパス内なのに、学術交流会館から

眼科医局の往復が、40分くらいかかるのですが、

お訪ねするときはいつも気持ちよくお散歩ができました。

 

最後になりましたが、GOIW2019誘致からご一緒させていただきました、

札幌コンベンションビューローの皆様をはじめ、

学会運営をサポートいただきました皆様に、

心より御礼を申し上げるとともに、また遠くない未来に、

ご一緒できることを楽しみにしております。

 

株式会社メディプロデュース

皆川 幸代

第6回ポジティブサイコロジー国際学会の参加報告

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2019年7月18日から21日に、豪州メルボルンにて、The 6th World Congress on Positive Psychology (第6回ポジティブサイコロジー世界大会) が開催され、当社が事務局代行をしております日本ポジティブサイコロジー医学会の事務局員として、当社代表の久保田と共に参加して参りました。 

 

ポジティブサイコロジーとは、問題・症状を診断・治療することに重点が置かれた従来の精神医学や臨床心理学とは異なり、幸福感や強み等の心のプラス面を科学的に研究し、人がより良く生きるためのエビデンスを構築する新しい学問です。日本では、2012年に認知行動療法の第一人者である大野裕先生を中心に、日本ポジティブサイコロジー医学会が発足し、現在、医師や医療従事者、研究者、また産業分野のメンタルヘルス関連の方々を中心に研究や実践が盛んに行われています。

 

さて、第6回目となる今回の世界大会では、過去最多参加者数である1,600人超の研究者やプラクティショナーがメルボルンに集まり、ポジティブな感情やレジリエンス等の人間のプラス面に関する科学的な研究の報告やディスカッションが盛んに行われました。

 

開会前に行われたアボリジニーの儀式

 

私自身も、日本ポジティブサイコロジー医学会事務局をさせて頂く傍ら、当会副理事長の慶應眼科の坪田一男先生と理事の慶應精神・神経科の三村將先生のご指導の下、ポジティブサイコロジーの研究させてもらっており、今回、臨床部門の症例報告大会で発表させて頂くという貴重なご機会を頂きました。世界各地でポジティブサイコロジーの理論を臨床現場で応用されている先生方の報告から、新たな知見を得ることができ、非常に有意義な学びとなりました。

 

症例報告大会の発表者

 

また、日本ポジティブサイコロジー医学会の理事であり、今年度の学術集会会長である小林正弥先生(千葉大学大学院社会科学研究院教授)も「ポジティブ政治心理学の可能性」と題したご講演をされ、参加者との間で白熱したディスカッションが繰り広げられました。

 


参加者の質問に答える小林先生

 

小林先生曰く、政治心理学という分野では、これまで独裁者の特性研究や選挙に行かない人の心理など、ネガティブな側面ばかりが研究されていたようです。政治学の分野でもポジティブな側面を研究すべきだと「Political PERMA」という新しい概念を提唱され、今後の政治学とポジティブサイコロジーの横断的研究の可能性を示唆し、参加者より、多くのご賛同を得ていました。今後の進展が非常に興味深いです。

 

2年おきに開催されるポジティブサイコロジーの世界大会ですが、年々、その規模は拡大されており、心理学の分野に留まらず、医療や教育、産業、政治等、様々な学問領域にまたがり、発展を遂げています。次回の2021年はカナダ・バンクーバーで開催されますが、是非、その2年後には日本での開催を夢見て、国内でもポジティブサイコロジーの普及活動に精進して参りたいと思います!

 

2019年度の第8回日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会は「働き方とポジティブサイコロジー」をテーマに11月16日(土)に慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールで開催予定です。現在、産業界で注目される「ワーク・エンゲイジメント」研究の日本の第一人者である島津明人先生(慶應義塾大学総合政策学部教授)のご講演や、奥田真司先生(トヨタ自動車株式会社人事部統括精神科医・主査)によるトヨタでのメンタルヘルスの取り組み等、主に企業における心の健康に関して、広くディスカッションが行われる予定です。メンタルヘルスや働き方改革などにご関心がある方はここでしか聞けない内容が盛りだくさんとなっておりますので、是非、会場でお待ちしております!

 

第8回日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会の詳細はコチラ

 

株式会社メディプロデュース

松隈 信一郎

アンチエイジング&ダイエット企画 「5days diet」に挑戦!

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皆さん、〝Fasting mimicking diet〞をご存知でしょうか。ひと月に5日間だけ食事制限(プチ断食)することで健康的に減量とアンチエイジング効果が得られると話題の新しいダイエット法です。
ひと月のうち5日間だけ、一日の総摂取カロリーを1/2(注1)にすると、脂肪が減り、代謝がアップし、さらに細胞の再生力が上がると海外で報告されて話題となり、いま世界で研究が進んでいます。
日本人がこれをしたらどうなるか?という科学的なデータがまだないこともあり、日本抗加齢医学会理事で自身もアンチエイジングの実践者である慶應義塾大学医学部の坪田一男教授監修のもと、数名の医師を募り、アンチエイジング&ダイエット企画に挑戦していただきました。
医師だけでなく、元オリンピック選手の三浦豪太さんも参加いただき豪華メンバーでのスタートとなりました。自分はこの企画・運営の責任者として、、自分自身も三浦さんや先生方といっしょにチャレンジしました!



 

ルールは、28日を1タームとし、そのうちの連続した5日間をカロリー半分にする!に加えて、朝起きて最初の食事からその日の最後の食事までの時間を12時間以内にする〝Time-restricted Feeding〞というダイエット法も取り入れて、これを3ターム続けました。つまり、15日間がカロリー半分、ということになります。

この実施前後で、最大で10kg近い減量効果が得られた先生がいらっしゃったり、血糖値が改善したという先生や、食事制限直後の血中のケトン体量が大幅に上昇した先生もいらっしゃいました。ケトン体はアンチエイジングで近年大注目されている物質です。
また、もともとスリムだった女性の先生は、体重の変化は1kg程度でしたがお腹周りや太ももの太さが変化した、など、参加者全員が何かしらの減量や健康効果が確認できて、皆さん大満足されていました。ちなみに私も3kgほどの減量に成功しました。体調もとてもいいです!

この企画については、今後、YouTubeで、皆様にご覧いただけるよう現在準備を進めておりますので、どうぞお楽しみに!
(注1)    当企画では、食事は制限を1/2としましたが、報告があった原著論文では、1/2と1/3のみ合わせとなっています。
Fasting Mimicking Dietについて
https://prolonpro.com/prolon-results-summary/

Fasting Mimicking Dietに関する記事
https://www.healthline.com/nutrition/fasting-mimicking-diet

 

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