2019年9月28日(土)、株式会社メディプロデュース主催「抗加齢医学の実際2019」を、日本橋ライフサイエンスハブにて開催いたしました。
今年のテーマは『人生100年時代の医療を考えるー幸福と健康社会から、サスティナビリティの重要性までー』。
アンチエイジングの今をレビューできるホットな話題、そして持続可能な社会に向けたサスティナビリティや、ポジティブサイコロジーの視点も取り入れたセッションなど、幸福と健康社会をテーマにした話題で、各分野の講師の先生方にご講演頂きました。
さらに今年は、座学によるセッションに加えて、ワークショップも取り入れ、参加いただいた方同士でコミュニケーションをお取りいただけるよう、座席もアイランド形式にいたしました。
「SDGs」のワークショップは、国際的な機運が高まり、多くの民間企業でも取り入れているSDGsを、ゲーム形式を取り入れて理解を促すセッション、また「幸福になるため強みを活かす!」のワークショップは、「ポジティブサイコロジー」の研究からアプローチするセッションですが、事前に強みの診断テスト「VIA」を参加者の方々にお受けいただいて、当日に内容の結果と解説を講師よりお話しいただくといった内容で進行いただきました。
SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で、世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。
「貧困をなくす」「すべての人に健康と福祉を」といった、17の目標が掲げられており、2019年の日本の達成度は162か国中15位(サステナブル・ブランドジャパンサイトより)だったようですが、まだ課題は残されているようです。
ポジティブサイコロジーは、ウェルビーングや強みなど、人間のプラス面を科学する研究ですが、日常生活での強みの活かし方を学び、幸福感を高めることでアンチエイジングにアプローチする内容としてご講演をいただきました。
これらのワークショップを通して、多角的なアプローチからアンチエイジングを学ぶことができたと思います。
当日に向けてご準備をいただいた講師、座長の先生、展示出展をいただいた企業の皆様、そしてご参加いただいた先生皆様に、この場をお借りして深く御礼を申し上げます。
須賀原淳也