12月10日・11日に東京国際フォーラムで開催された 『国際ミーティング・エキスポ IME2013 』 に参加して参りました。
展示会場では、会議を誘致するべく日本全国の様々な都市や海外のコンベンショ協会の方など、合わせて120の団体がブースを出展されていました。
どこの都市もそれぞれの特徴や魅力 (観光スポット・温泉・ご当地グルメなど)があり、主要都市だけではなく、色々な地方で開催することで、参加者の方に新鮮な気持ちで会議に参加して頂くことができ、且つ、地方の活性化にもつながり良い相乗効果が生まれるのではないかと思いました。
また、10日には、日本政府観光局 (JNTO) が主催する国際会議誘致のためのセミナーが開催され、そちらにも参加致しました。
セミナーでは、2つの講演とパネルディスカッションが行われました。
講演では 「国際会議の効率的な準備」 として、産業大学院大学教授 松尾徳郎先生から 「ConfVisor 」 という、国際会議を円滑に進めるためにつくられたWebシステムのご紹介、また 「国際会議開催のための資金集め」 としてJNTOが行っている寄附金募集・交付金交付制度ご案内を頂きました。
パネルディスカッションでは 「国際会議の誘致及び開催による学会の活性化」というテーマで実際に誘致活動に成功、あるいは現在誘致活動を行っている先生方によるお話を聞かせて頂きました。
今回の講演では、特に新しく開発されたConfVisorというシステムが、国際会議の準備を進めて行く上で、スケジュールの管理を容易に行えたり、準備に伴う作業の用語説明などがなされていたりと、初めて国際会議の準備に携わらせて頂いている私にも大変勉強になり、使いやすそうなシステムだなと参考になりました。
2015年に控えているAsia-ARVO の準備に向けて今後、是非活用させて頂こう!!と思います。
また、パネルディスカッションでは、先生方から日本で国際会議を開催することの意義や開催にかける熱い思いを拝聴することができ、私にとっても、今後、国際会議の開催をお手伝いをしていく上でのモチベーションとなりました。
今回、セミナーに参加させて頂き、改めて、2015年のAsia-ARVOが良い会議となるお手伝いができるよう、日々の業務に真剣に取り組んでいきたいと思います。
小菅 裕美