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「ドライアイ研究会主催講習会」セミナー開催報告

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2月21日(日)にドライアイ研究会主催講習会が、ベルサール八重洲にて開催されました。
今年は140名を越える先生方のご参加があり、会場は満席となりました。

ドライアイ研究会は、近年、臨床の場で急増しているドライアイの研究促進ならびに治療の質の向上と普及を目的として1990年に発足して以来、国内外で活発な活動を行なっています。
毎年開催されている講習会は、「ドライアイupdate」、「明日からの診療につながるドライアイの最新情報」 等、日々進化しているドライアイの治療と研究の最新情報が1日で修得できる充実のプログラムです。
今回もご参加頂いた先生方から 「非常に興味深かった」 などの声が多く寄せられました。

特に、精緻な分析を踏まえた横井則彦先生(京都府立医科大学)のご講演 「ドライアイの治療戦略」 には質疑応答の際に沢山の手が挙がり、関心の高さが伺えました。

また、今回の講習会では、企業展示を実施しました。

5社の企業が出展され、休憩時間には多くの先生方が展示ブースを訪れ、情報交換をされていました。
講演会場と同じフロアで、コンパクトに役立つ情報が得られる展示スペースもメリットが多いと感じました。
来年度はさらに多くの先生方にご参加いただきご満足頂けるよう、事務局としての準備を進めていきたいと思います。




株式会社メディプロデュース

島村 明子


「人間とは何だ!?」―人はなぜモメるのかー 放送

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今年もTBSテレビ 『生命38億年スペシャル 人間とは何だ!?』 のリサーチをお手伝いしました。


自分が会社を設立する以前、テレビ番組を制作していた時代にお世話になったTBS戸田郁夫プロデューサーが
毎年企画されている番組で、2013年に放送した 「遺伝子スイッチ」 では、科学放送高柳健次郎奨励賞」(公益財団法人高柳健次郎財団主催)を受賞しました。

遺伝子スイッチを放送した後、2014年からは、脳科学へとテーマをシフトしていましたが、今年は、「人はなぜモメるのか」 という文学的なテーマを、行動生態学、教育学、医学、神経科学らの専門家の分析から検証する4時間の作品となりました。


モメる生物学的な意味や、モメるときにどんなホルモンが出ているのか、人の成長とモメることの関係とは?  

3月21日(月・祝)よる 7時 TBS

番組ホームページはこちら⇒『生命38億年スペシャル 人間とは何だ!?』


どうぞご覧ください!




株式会社メディプロデュース

代表取締役 久保田 恵里

『ANTI☆AGING☆CLUB☆2016』開催報告

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3月11日(金)~13日(日)に開催いたしました、弊社主催 『ANTI☆AGING☆CLUB☆2016』 についてご報告いたします。


本会は、エイジングサイエンスに関わる研究・臨床の先生方、企業の皆様が、2泊3日の時をともに過ごし、新しい研究のヒントや、臨床に役立つ情報をディスカッションすることを目的とした勉強会です。
講演・ディスカッションの後は、スキーを楽しんでいただいたり、温泉や夕食会で親睦を深めていただき、より深いディスカッションを行えるようなスタイルをとるなど、一般の学会ではなかなか体験できないアットホームな会となるようプログラムを組んでいます。


10回目となる今年は、長野県 斑尾で開催いたしました。
概要とプログラムはこちら
 

セミナーでは、アンチエイジングをテーマに、幅広い分野の先生方にご講演いただき、ディスカッションも大変盛り上がりました。

中でも信州大学の能勢 博先生による 『インターバル速歩のアンチエイジング効果』 については、実際に取り入れられる運動の興味深いお話だったので、
ここで少し紹介させて頂きます。


インターバル速歩とは、15分間のウォーキングの中で 「ゆっくり歩き」 3回、「さっさか歩き」 2回を交互に行う運動をさし、これを週4日以上、5ヶ月取り入れると、体力が20%向上、生活習慣病の症状が20%改善、医療費が20%抑制されるというデータが報告されました。


=== インターバル速歩について 参考 ====== 
●日経Goodayの記事
 
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/082700032/102100011/?P=2

●能勢先生へのインタビュー
 
http://www.jtrc.or.jp/interval/interview.php

●【書籍】「歩き方を変える」だけで10歳若返る 世界が注目する「インターバル速歩」の簡単な始め方
 
http://books.rakuten.co.jp/rb/12373901/
 =======================


なぜ、インターバルにするかという理由のひとつとしては、きつい運動を長時間課すと、結局継続されないという事があるそうです。

運動が健康にいいことは、なんとなく世間一般に知られてきて、また、食事でも何が身体によいかなども一般的に知られてきました。

次のステップとして、どうすれば 「それができるか」、そして 「継続できるか」 という観点の研究も進むと、よりアンチエイジングな社会が進むのではないかと、能勢先生のお話を聴講しながら改めて感じました。



今年は暖冬ということもあり、雪の心配をしておりましたが、斑尾は、本州としてはとても雪の多い地域で、おかげさまでスキーも充分に楽しんで頂けました。



来年も第11回の開催を予定しております。
日程・概要が決まり次第、弊社ホームページに掲載してまいります。


最後に、ご参加いただきました皆様、ご協賛いただきました企業様、そして座長の労をお取りいただいた先生方、ご講演いただいた先生方に心より御礼申し上げます。




株式会社メディプロデュース

奥村 玲

メディアセミナー開催報告

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3月11日、眼科メディアセミナーをAP丸の内にて開催いたしました。

今まで、学会や研究会から依頼を受けてメディア対象のセミナー運営をお手伝いして参りましたが、今回は弊社メディプロデュースで企画・主催した、初のメディアセミナーとなりました!


テーマは 『メスもいらない! 白内障手術に新時代到来』。
講師には、みなとみらいアイクリニック の荒井宏之先生をお招きして、さらに進化した新世代の白内障手術について解説いただきました。
セミナーの概要はこちら


新しい白内障手術は、コンピューターで解析された画像がモニターに映し出され、レーザーでオートマティックに手術が進行します。

もちろん、ドクターが手で行う部分もありますが、SF映画にでてきた近未来の映像が、まさに現実となった!という感動的な世界でした。


白内障は加齢とともに遅かれ早かれ誰もが発症する病気です。

日本では年間140万件の手術が行われているといわれています。
今から100年くらい前は、白内障は失明する病気でしたが、医療の進歩で治療法が確立され、そしてその治療法も、眼内レンズの開発と超音波による吸引が可能となり、失明を免れるだけでなく、手術時間が短縮されたり、術後に快適な視力が得られるようになりました。

そして今、これまでメスを使っていた切開や、水晶体を超音波で砕いていたものが、フェムトセカンドレーザーで行えるようになりました。

患者さんの目を精密に測定して、正確に静かに素早く行うことができるため、すでに安全といわれていた白内障手術がより一層安全に、質の高い治療になったのです。


荒井先生は、「この変革はとても大きい。今後、白内障だけでなく、『ピント調節の機能不全』つまり、『老眼』を、このシステムと多焦点眼内レンズで治療できる時代になったと思います」 と話されていました。

医療の進歩に深く感銘を受けるとともに、今後、さまざまな分野でこうした新しい医療が爆発的に増えていくのではないかと感じました。

同時に、新しい医療を、迅速に、正しく、わかりやすく社会に伝えていくことの重要性も、今後益々高まっていくものと感じました。

フレキシブルにアイデアをふくらませて、『メディカルヲエンターテイメントニスル!』 の精神で、これに取り組んでいきたいと思います。





株式会社メディプロデュース

宇治 由紀子



第70回手術手技研究会 運営報告

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前回、12月に私がこのブログを書いてからあっという間に月日が経ち、ずいぶん先の開催と感じていた、第70回手術手技研究会が5月21日に開催されました。


今年は、ありがたくも、5月、6月、7月と3つの学会を担当させていただき、国際会議誘致の仕事も5月に2団体からお仕事を頂戴しました。

出張も重なりめまぐるしい日々でしたが、まず、この研究会が無事に、そして、過去最大の参加者数とともに開催されたことは、担当者としては心から安堵するとともに、本当にうれしく思っています。


当社は日本抗加齢医学会や眼科系の学会のお仕事を多くいただいておりましたが、今回、その日本抗加齢医学会の理事でいらっしゃる渡邊昌彦教授(北里大・外科)より、当社としては初めての外科領域の研究会のお仕事を頂戴しました。



個人的にはPCOとなって半年後に初めてメイン担当者として携わった学会が、
外科系の国際会議だったので、古巣に戻るような少し懐かしい感覚がありました。

第70回手術手技研究会は、例年、2日間に分けて開催される研究会ですが、
多忙な外科の先生方が1日でコンパクトに参加できるように、という渡邊教授のアイディアから、土曜日のみ、朝から夕方までみっちり学ぶ、そんなプログラム編成となりました。

開催会場も、手術手技の動画を聴講者がしっかり見ることができるよう、スクリーンを大きく取れる会場、という観点により、東京コンファレンスセンターで開催となりました。

ランチョンセミナーのお弁当も、せっかくだから美味しいものを、というお心遣いから、様々な種類の中から、金の重箱!!に入ったお弁当が採用されました。


前回のブログ
でも書きましたが、学会、主催校によって開催される研究会、学会は様々な色が出てきます。

それが私にとって新しい発見と毎回学ばせていただくところであり、初めてのクライアント、学会をお手伝いさせていただくことの楽しさはそこにあります。


当社の次の学会運営は、第16回日本抗加齢医学会総会となります。
今回学ばせていただいた点を生かせるよう、会期まであとわずか、準備を進めていきたいと思います。




株式会社メディプロデュース

皆川 幸代


抗加齢栄養療法指導講習会 運営報告

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2016年6月12日(日)に開催された抗加齢栄養療法指導講習会の運営事務局を担当させていただきました。


本講習会は、日本抗加齢医学会が会員の方を対象に開催されたもので、抗加齢栄養療法指導に関する医学的な知識から栄養療法の最新のアップデート、サプリメント販売などの法解釈、そして会計処理などのクリニック経営に関する知識までを網羅するプログラムでした。



当初100名の参加を予定しておりましたが、150名を超える参加者が集まり、
当日はクリニックにおける受診者に対して、どのように抗加齢栄養療法を行っていく事が望ましいかという視点で、多くの質疑応答が交わされ、盛況な会となり、大変関心の高い分野であることを再認識いたしました。


サプリメントひとつとっても、同じ栄養素(ビタミンCやDHAなど)なのに、なぜ各社価格がさまざまなのか。

それは何を由来抽出したものかでも違えば、また出来上がった最終のサプリメントとして、実際の効果を測る試験をおこなっているかどうかでも変わってくるということでした。

言われてみれば、なるほどと思いますが、実際にどのサプリメントがどうなのかなどは、一般消費者にはなかなかわからないものです。

こういったセミナーが今後定例的に開催され、正しい栄養量法指導が多くのクリニックの診療メニューに加わり、高齢社会の予防医学が広く普及していくことは社会にとても有意義だと感じました。

今後も、運営サイドとしてしっかりとサポートして参りたいと思います。



株式会社メディプロデュース

奥村 玲


入社報告

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初めまして、エベレット ニコールと申します。


今年、福岡から上京し、メディプロデュースの国際コーディネーターとして入社いたしました。

まだ入社して間もないですが、今年の春は、学会や誘致活動など様々なプロジェクトに携わりました。

仕事を通して医療の最先端を毎日覗き見できている気がします。

例えば、先月の箱根ドライアイクラブでは、うつ病とドライアイの関係性についての講演を聞くことができました。
ドライアイがうつ病に関係するかもしれないという発想は、ものすごく新鮮で興味深かったです。
こういった情報はニュースなどで触れられることは少ないと思います。
一般の方に医療情報がアクセスしやくなる必要があって、それこそがメディプロデュースの役割だと感じております。


地元のアメリカでは、医療と一般人の間に、レンガ壁のようなものがあると思います。
個人の感想で言いますと、医療に関しての考え方は概ね2つのタイプがあり、医療を信頼する人と、医療がデタラメだと思い込んでいる人です。
でも、健康的に生きるために、医療情報が大事なツールですので、その壁を打ち砕く必要があります。

そして、壁を壊すために、やはりエンタメは有力なツールだということに納得がいきます。

私もその比喩的なレンガ壁を一本一本壊しつつ、全力を尽くしたいという思いで入社しました。


今までは翻訳者として働いておりましたが、一日中パソコンに向いて作業するよりも、人ともっと直接関わりたいという気持ちと、自分の国際的な部分をより有意義に活かして社会貢献できたらいいなと思うようになりました。

これからのプロジェクトに国際的な色を加えられるように頑張りたいと思います。


私は会社の最年少ということもあり、未熟なところもまだ多いのですが、今後とも宜しくお願いいたします。



株式会社メディプロデュース

エベレット ニコール


国際会議誘致のお仕事

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4月から慶應義塾大学経営学部のEMBAプログラムに通い始めました。
起業して10年目の節目を過ぎ、「経営学」というものを客観的に学びたくなったことがきっかけです。
昨年末から願書を書き、受験に行き、面接をし、と久々に刺激的な体験で、ネット上の合格発表で自分の受験番号を見つけた時は、学べることが嬉しくてワクワクしました!

そして4月。
スタッフには、2年間、土曜日は不在になることを伝え、
またお世話になっている先生方やクライアント様にも土曜日の運営には立ち会えないことをご了承していただき、4月~6月の繁忙期をなんとか乗り越えてきました。


さて、この3ヶ月のうち印象的だったお仕事は、とある国際会議誘致のイベントでした。
国際会議のSite Visit Committeeが来日し、候補都市と会議場、ホストとなるLocal Committee、そして、私たちPCO(Professional Conference Organizer)の審査が行われる2日間。
初日のキックオフMTGでのPCOプレゼンは私が担当することになり、いつもは原稿など書かず、頭で構成を考えてプレゼンをしているのですが、今回は 「原稿を書いてプレゼンしてください!」 という社内スタッフからの声もあり、原稿を書き、社内でのプレゼン予演会も行い、会場へ向かう車では運転しながら原稿を反芻し、本番に臨みました。

                         プレゼン中!


このキックオフMTGから始まり、明くる日の夜まで、日本側のLocal Committeeの先生方とご一緒に日本の文化や安全性、利便性、経済的優位性など、様々なディスカッションを重ねました。

最後の晩に、地震が起きるというハプニングがありましたが、全体としては、とてもスムースに運営を進めることができたと思います。


そして、Site Visit Committeeが帰国後、ほどなくして、日本が正式な候補国になったとの一報がありました。
誘致活動はこれからも続きますが、オリンピックの翌年、是非この学会を日本に誘致できるようPCOとしてこれからも頑張ります!

                Social Eventで訪れた横浜

 

ブログでも続々報告をいたしますが、今年の4月~6月は、大きな学会運営が連続で入りスタッフはかなりの激務で過ごしました。
そして、私も新しい環境が加わり、多くの刺激を受けた時期となりました!

土曜日のお仕事に関してのご理解をいただき、先生方、クライアント様には改めて感謝いたします。
そして、我が社スタッフにも、ありがとうございます!



株式会社メディプロデュース

代表取締役

久保田 恵里


第16回日本抗加齢医学会総会 運営報告

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毎年、5月~6月にかけて、当社は嵐のように忙しくなります。

 当社では、日本抗加齢医学会学術委員会の業務をお手伝いしており、毎年、総会の会期中に次年度の総会のプログラムを決める会議や、優秀演題の審査会、研究奨励賞の受賞講演のお手伝いをしております。

それに加えて、今年は東京開催ということで、大変有難いことに、総会自体も当社が運営担当させていただきました。


参加者が6,000人近くなった総会の運営と学術委員会の業務、並行して行うのは今回が初めてで、目の回るような忙しさでしたが、いざ終わってみると、お天気に恵まれ、過去最大数の参加者数のもと、とても活気のある総会となったと、私も事務局スタッフとして嬉しく思っております。

私事ではありますが、私個人として、第6回、第8回、第12回、第13回に続いて、 5回目の日本抗加齢医学会総会運営となりました。

第6回総会を担当したときには、こんなに何度もお手伝いさせていただく学会になるとは、全く考えてもいなかったので、ご縁とは本当に不思議なものです。

当時、「アンチエイジング(抗加齢)」 という言葉がメディアで流れるようになり、「抗加齢医学」 という誰にとっても身近なサイエンス。

プログラム編成していた時からワクワクしながら準備をしていたことと、また、総会当日も役員の先生方はごきげんで企業さんもとっても活気があり、本当にいい学会だなと感じていたのを覚えています。


 さて、第16回日本抗加齢医学会総会 は、東大耳鼻科教授でいらっしゃる、山岨達也教授が会長となり、パシフィコ横浜で開催されました。 

                                                  「第1会場風景」


抗加齢医学は全身にわたる医学、サイエンスですので、多科にわたる先生方、様々な職種の方がご参加になられます。

日本抗加齢医学会総会のプログラムは、診療科ごと縦割り企画ではなく、「細胞」、「酸化ストレス」、「疫学」、「”ごきげん”」 など、トピックごとにプログラムが企画されており、1つのシンポジウムでの演者は、皆さん専門領域が異なることもあるという、特殊でユニークな総会です。

毎年お越しになられている先生や企業さんからは、「年に1回、みんなと会える楽しみにしている学会」 とお言葉をいただくこともあり、「抗加齢医学」 で多くの方がつながることのできる素敵な学会だな、とつくづく思います。


この総会では、担当となる会長それぞれが特色を出し、面白イベントを行いますが、今回も多くの工夫がされました。

アンチエイジング実践のために良いと言われていること、「食事」、「運動」、「ごきげん」 の3本柱がありますが、それぞれの観点から様々な企画がありました。


 「食事」 

ランチョンセミナーのお弁当は500カロリー前後に抑えたアンチエイジング弁当 展示会場の休憩コーナーには、アンチエイジング団子や身体によい飲み物の提供。


「運動」

Run for Longevity と Morning Exercise、そして、東大式ラジオ体操! 


「ごきげん」 

会長特別企画として郷ひろみさんのコンサート 写真撮影禁止だったので、残念ながら写真はありませんが、 本当にパワフルですてきなコンサートでした!!


毎回、日本抗加齢医学会総会の会期が終わったときに思うことは、「いろいろ大変だったけど、ほんと楽しかったなー。」 ということで、今回の反省点を踏まえて、来年も頑張ろう、次は何やろうかなと考えることができるのは、この総会を担当させていただけるからであり、本当に有り難く思っています。

来年の第17回日本抗加齢医学会総会 は、6月2日~4日に東京国際フォーラムで開催されます。次の会長は、慶應大薬学部の齋藤英胤教授です。

既に、HPFacebook も立ち上がっていますので、是非、ご覧いただければと思います。

来年も総会で皆さんにお会いできること、楽しみにしております。





株式会社メディプロデュース

皆川 幸代

フォーサム2016東京運営報告

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7月1日~3日に東京国際フォーラムにて 「フォーサム2016東京 」 が開催され、当社にて総会事務局を担当いたしました。

                    お天気にも恵まれました


フォーサムとは、眼科の4つの学会が合同開催される学会で、今年は1日目~2日目は 「第53回日本眼感染症学会と第50回日本眼炎症学会」、2日目~3日目は 「第59回日本コンタクトレンズ学会総会」 と 「第5回日本涙道・涙液学会総会」 が、それぞれの総会長の下で開催されました。


一般的に、1つの総会(学術集会)のTOPとなる「会長」は1名ですが、4学会の合同会議ということで、4学会それぞれの会長の指導のもと、準備運営がなされます。

4名の会長の先生が協力して開催する総会ですので、アイディアも4倍、各先生方の総会運営の経験値も4倍!

其々の会長の先生より、様々な意見が出され、新たな発見やご指導いただくことも多く、新鮮な視点で準備をしてまいりました。

また、其々の会長の先生、医局には 「色」 がありますので、バランスがうまく取れるか。などの懸念点がありそうですが、今回のフォーサムは、それぞれの先生方の 「色」 が全く異なるからでしょうか?
4つの色が絶妙なバランスで混ざり合い、本当に良い総会でした。

それが、過去最高の参加者数、2,800名を記録したのだと思います!

              フォーサム2016東京のビジュアルを使った記念品、炎症の赤、

                     感染症の緑、コンタクトレンズの紫、涙道・涙液の黄色それぞれの

                     学会テーマカラーを生かしました。



フォーサム2016東京でご指導いただきました4学会長の先生方、総会成功のためにご協力いただきました皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。



さて、話は変わりますが、当社としては、2012年の第116回日本眼科学会総会 以来の東京国際フォーラムでの運営となりました。

東京国際フォーラムは、東京の中心にあるコンベンションセンターですが、東京ベースでPCOとなって10年以上経っているにもかかわらず、個人的に昔から何故かご縁がなく、自分がメインの担当案件として利用するのは、今回が4回目でした。(いつも、担当させていただく学会は、何故か開催会場が横浜ばが多いのです。。。)

来年担当させてだく第17回日本抗加齢医学会総会 の開催会場は、東京国際フォーラムです。

フォーサム2016東京での運営経験、記憶が新しいうちに次に活かすべく、会場使用の見直し、作り物、誘導導線の再検討を始めました。

来年、第17回日本抗加齢医学会総会にいらっしゃる方にとって、快適な空間をつくれるよう、しっかり検討していきたいと思います。




株式会社メディプロデュース
皆川 幸代

第12回キレーション治療セミナー(入門編)開催報告

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当社にて事務局を担当させていただいている、日本キレーション治療普及協会主催 「第12回キレーション治療セミナー(入門編)」 が、7月17日(日)大手町ファーストスクエアカンファレンスにて開催されました。


本セミナーは毎年、入門編・応用編を秋(11月~12月)の週末2日間で実施されていましたが、今回は入門編のみ少し早い夏の開催となりました。

今年6月開催の第16回日本抗加齢学会総会にて、心臓専門医のLamas先生が心臓病に対するキレーション治療の効果についてTACT studyの内容を特別講演にて発表されたことから、先生方の興味・関心も高まっているようでした。


入門編では、本会の代表・満尾正先生が10:00~17:30の長時間にわたりすべてお一人でご講演されます。

キレーション治療の概要と歴史から、代表的キレート剤の薬理作用、有害金属汚染や動脈硬化とキレーション治療、キレーション治療とアンチエイジング医療など、本来1週間ほどかけて学ぶと言われるキレーションの基礎的な知識を1日で網羅するプログラムとなっています。

休憩のたびに満尾先生の元には質問の列ができ、先生方の熱心な姿を拝見することができました。

                    熱心にご講演される満尾先生


昼食には、アンチエイジングに関係するお弁当をご提供したい、ということで、低糖質メニューのお弁当をご用意しました。

低糖質でも味やボリュームは落とさないように心がけたところ、先生方からもご好評を得ることができました。

                   低糖質のアンチエイジング弁当


会終了後には、応用編も是非参加したい、というお声もたくさんいただき、充実した会となりました。

応用編は6名の講師の先生方をお招きして、11月6日(日)に開催いたします。入門編の運営で気づいた点などを生かし、運営面でより満足いただける会となるよう努めたいと思います。




株式会社メディプロデュース

中林 貴美子




第10回見た目のアンチエイジング研究会 開催報告

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7月17日(日)に東京大学伊藤国際学術研究センターにて 「第10回見た目のアンチエイジング研究会」 が開催されました。


3連休の中日にも関わらず、参加者は200名を超え、盛会に終わりました。
今回は、記念すべき第10回目ということもあり、例年の講習会プログラムに加えてランチョンセミナー共催企業であるメディカランド株式会社様が行なうレーザー治療体験、第2会場での企業共催セミナーと盛り沢山の内容となりました。



当研究会は、日本抗加齢学会の分科会で様々な切り口から 「見た目」 を考察するという内容の講演を行っております。
今回は昨今話題の 「再生医療」 をテーマにした講演、「短期間で健康的に痩せる」 ことに着目した講演、注射治療、手術等の 「美容医療」 についての講演、各分野の専門家の視点から 「見た目のアンチエイジング」 についてご講演頂きました。
ご参加された方からは、「非常に興味深かった」「大変勉強になった」「見た目の大切さを痛感した」 等の声が寄せられ、担当として大変嬉しく感じております。


来年度はさらに多くの先生方にご参加いただきご満足頂けるよう、事務局としての準備を進めていきたいと思います。




株式会社メディプロデュース
島村 明子

メディプロデュース12年目へ突入!

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2016年8月8日、メディプロデュースは11周年を迎え、12年目に突入いたしました。


あっという間といえば、あっという間ですが、思い起こせば色々なことがありました。
仕事をご一緒させて頂いた皆様、本当に良きご縁を沢山に有難うございました。
そして、無鉄砲な私と一緒に頑張ってくれているスタッフの皆さん、本当に感謝です。

家でも半分以上は仕事をしていて、たまに早く帰ってくると、先に寝てしまうお母さんをもった娘にもありがとう、の気持ちでいっぱいです。


「12年もよく続けてきたね!」
と、皆様から激励の言葉をいただきました。有難うございます。


思い起こせば、メディアで働いていた20代は、大手テレビ局から制作会社、アメリカのプロダクションまで多くの職場を経験しました。
新米ディレクターとして、あるテレビ番組で女性指揮者にインタビューをしたことがありました。
最も緊張するインタビューシーンで、シドロモドロの私に対して、女性指揮者の方は 「どんな仕事も続けるのが勝ちよ。継続が力になるの。」 と励ますように言ってくれました。
しかし、20代終盤になり、私はメディアでのキャリアに夢を見いだせず、仕事を辞めました。

でも、ずっと、「継続が力になるの」 は私の胸に突き刺さっていて、どんなに困難な時でも仕事を続ける、会社を続ける力になっています。

チャレンジしながら、新しく突拍子もないことを考えながら、ご縁を大切に、これからも継続していけるよう、日々努力してまいります。

どうぞ12年目もメディプロデュースをよろしくお願いいたします。


当社ホームページもニューアルいたしました!




株式会社メディプロデュース

代表取締役 久保田恵里

アイバンク啓発ミュージカル 開催報告

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8月30日(火)に移植・再生医療を支える会主催、株式会社わかさ生活特別協賛のアイバンク啓発ミュージカル 「パパからもらった宝もの」 が日立システムズホール仙台(宮城県仙台市)にて開催されました。

今年で9回目の公演となる本ミュージカルは、角膜移植の現状やアイバンクの社会的意義、
アイバンクコーディネーターが実際にどのような業務を行っているかが、歌・踊り・お芝居を通じ、笑いと感動と共に、どの世代の方にも楽しめる内容となっています。

人の死の悲しみやドナーの家族の想い、角膜移植を受けて見えるようになった喜びなど、喜怒哀楽に富み、初演から9年間という時が経過してもなお、観衆の胸を打ち続けています。

劇団BDP&児童劇団大きな夢の皆さんの素晴らしい演技で、啓発のためのストーリーというよりも、ひとつのヒューマン・ストーリーとしての重みを感じさせます。

 

今年は1会場1公演とミュージカルの運営準備は比較的順調に進んでいましたが、公演前日、まさかの台風直撃情報。

ブーメランのように日本列島近辺を迷走していた台風10号が仙台市内に直撃するという情報が入ってきたのです。

お客様の安全が第一であり、公演を中止すべきだという考えと、この日のために懸命に準備を積み重ねてきた劇団員とスタッフの熱い想いとの間に葛藤しながら、開催か中止かが検討されました。

そして公演当日、私達の願いがお天道様に伝わったのか、開催地域である仙台市内はほとんど台風の影響なく、無事に公演を開催できることになりました。

東北大学医学部眼科学教室講師の横倉俊二先生の教育講演からスタートし、お足元の悪い中、お越しいただいたお客様のために懸命に演じる劇団の皆様の姿も印象的でした。

 

また会場には実際に角膜移植を受けて目が見えるようになった患者さまもご来場され
ており (なんと!手術をされたのがこの舞台の物語の原作者である慶應義塾大学医学
部眼科学教室の坪田一男先生でした!!)、に久しぶりの先生との再会に涙を流されていた姿も感動的でした。

次回は記念すべき10周年。

2017年秋、東京・大阪の2会場2公演の予定で準備に入りました。

「光のリレー」をこれからもつなげられるよう、全力で運営のお手伝いをしてまいります。

是非、来秋、会場にお越しください。

日程の詳細は移植・再生医療を支える会ホームページにてお知らせいたします。

 

 

株式会社メディプロデュース
松隈信一郎

第10回Party for Vision 開催報告

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移植・再生医療を支える会主催 「第10回Party for Vision」 が、8月31日(水)にウェスティンホテル東京にて開催され、300名の方々にご参加いただきました。

Party for Visionとは、アイバンク啓発のためのチャリティーディナーパーティです。

今年は記念すべき第10回で、これまでの歩みを振り返る映像から会が始まり、スペシャルゲストとしてブラインドサッカーで活躍中の落合啓士選手をお迎えしました。

ブラインドサッカーを実体験していただけるコーナーを設けたり、会場の皆様にアイマスクを着用していただき、簡単なゲームも行いました。普段は何気なくできることも、視覚に頼れなくなると途端に難しくなるということを実感し、会場が沸きました。

アイマスクをして眼が見えない状態での簡単なゲームを実施


落合さんは 「視覚に頼らない際は、言葉で伝える、聞くというコミュニケーション力が非常に大切になります。と、視覚障害者が意識していることを伝え、これらは見えていても重要なことですけどね(笑)」 と笑いも交えながらお話され、視覚情報の重要性を一同で共有しました。
 

私たちスタッフは、当日の運営はもとより、こうしたゲストの方のコーディネートや、角膜移植で光を取り戻すまでの過程を解説した映像を作成して上映したり、角膜移植や再生医療についてわかりやすくお伝えするなど、企画内容をも毎年工夫を重ねております。

ご参加いただいた皆様に、少しでも角膜移植について考える時間を持っていただくことも、パーティーの重要なテーマと考えています。

お食事は例年同様に国内外で名を知られる人気シェフ3名による夢のコラボレーションメニューが実現しました。
「ESqUISSE」 エグゼクティブシェフ・リオネル・ベカ様、「銀座神谷」 料理長・神谷昌孝様
、そして毎回ご協力いただいている「ウェスティンホテル東京」 総料理長の沼尻寿夫様より、華やかさと上品さを併せ持つ、すばらしいお料理が提供されました。


左手より、慶應大学眼科教授 坪田先生、リオネル・ベカ様、神谷昌孝様、沼尻寿夫様

 


リオネル・ベカ様:ブラータチーズ・アボガド・アスパラガス トマトとグレープフルーツのジュレと共に

 


神谷昌孝様:和歌山県産熊野川・鮎の酢煎り 松茸添え



沼尻寿夫様:牛フィレ肉のローストと野菜、茸のパイ包み焼 マスタードソース添え


恒例のオークションでは、今回もたくさんの方々にご協力いただき、魅力的な商品をご提供いただきました。
オークショニアの柴山哲治様、司会の町亞聖様のリズミカルな進行の中、パドルをあげる客席も盛り上がりました。

本会は 「社会に役立ちたい」 という思いが、主催者、シェフをはじめとする支援者の皆様、ご参加される皆様に共通した思いとして存在することが、素晴らしいと感じます。
本会の運営をお手伝いさせていただいてることを誇りに思い、次回も楽しんでいただける時間となるよう準備と運営に取り組んでいきたいと思います。

 

 

株式会社メディプロデュース

中林 貴美子

 


抗加齢医学の実際2016 開催報告

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9月18日・19日の二日間、弊社主催  「抗加齢医学の実際2016」 を今年も時事通信ホールにて開催いたしました。

「アンチエイジング医学の最先端を学ぶ」 と題して毎年様々な切り口からプログラムを構成しております。(※今年のプログラムはこちら

今、話題の糖質制限のセッションから始まり、未来の医療につながる最先端の研究のセッション、アンチエイジング医療を取り巻く環境のセッション、そして最後にアンチエイジング医療を最前線で行われている先生に臨床での実際の講演していただきました。

毎回、すばらしい先生方の講演が目白押しで、我々スタッフもとても勉強になるのですが、今回、山田悟先生 (北里研究所) のメトホルミンの話をご紹介したいと思います。

 

メトホルミンは、糖尿病の第一選択薬として長く使われている薬ですが、その作用機序については、21世紀に入るまでわかっていませんでした。
それが、2001年に肝の糖産生を減弱して血糖値を低下さることが報告されました。(J Clin Invest 2001;108:1167-1174)
しかし、その後メトホルミンの主たる作用の場は肝臓ではなく、腸管だと主張する論文が報告されたとのことでした。(Diabetes Care 2016;39:187-189)

つまり、ひとつの成分で複数の作用機序をもって、血糖抑制に役立っていたということになります。

 

このほかにも、胃薬がドライアイ治療の目薬に応用されたり、肝機能改善薬に水銀排泄として機能が後にわかったりなど、長年使用されてきた薬に新しい価値が見いだされることはよくあることだと知りました。
今まで使われてきた薬が別の治療に用いられることは、安全性の確認に多大なコストをかけずに済むため、確かに合理的な方法です。

メトホルミンについては現在、アンチエイジングの分野で大きな話題となっていて、アメリカではFDAが老化予防に対する臨床試験の認可をしたとのニュースもありました。

もし今後臨床データで効果が認められれば、世界初のアンチエイジング薬となるかもしれません。
時代が急速に進化していることを感じます。

そのな最先端の話題満載の 「抗加齢医学の実際」 セミナーは、来年も9月17日、18日に開催を予定しておりますので、どうぞご期待ください。

 

 

株式会社メディプロデュース

奥村 玲

第5回日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会 開催報告

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2016年10月22日(土) 龍谷大学深草学舎(京都市)にて 「第5回日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会」 の運営事務局を担当させていただきました。

 

ポジティブサイコロジーとは 「心や気持ちのマイナス面をいかゼロに戻すか?」 という従来の心理学的アプローチとは異なり、それらのプラス面に着眼することで心身の健康状態を促進させるというアプローチのもとに研究されている心理学であり、今とても注目されているホットな分野です。

 

これまでは主に心理学や精神医学の領域でのディスカッションが行われていましたが、第5回目を迎えた本大会では、これらの領域を超えて、脳科学から経済学、教育学、社会学、更には禁煙支援までに展開する極めて多彩で横断的なプログラムとなりました。

また海外からもブリティッシュ・コロンビア大学のエリザベス・ダン先生にビデオ講演をして頂き、多くの質疑応答が交わされました。

 

 

ダン先生は 「お金で幸せは買えるのか?」 という非常に興味深い研究をされており、ビデオ講演時にいくつかの実験結果を報告して頂きました。

ある実験結果によると、お金を自分のために使った群よりも他人のために使った群の方が幸福度はより高く、この結果は2歳児を対象にした実験でも観察されたようです。

質疑応答の際に会場から 「税金は他人のために使われるものであるのに、税金を払っても幸せを感じないのはなぜか?」 という興味深い質問が出されましたが、ダン先生曰く、「幸せと相関する他人へのお金の使い方にはポイントがあり、特に『相手の喜ぶ顔が見えること』が重要である」 とのことを伺い、なるほど!と腑に落ちました。

 

このように心理学のみならず、経済学、脳科学や社会学、教育学など様々な観点から 「幸せや健康」 をサイエンスする本会の今後の展開に目が離せません。

 

次回、第6回日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会は、

2017年11月25日(土)に慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長 前野隆司先生を会長に、東京都内で開催予定です。
詳細は日本ポジティブサイコロジー医学会にてご案内致します。

 

 

 

株式会社メディプロデュース
松隈 信一郎

 

第1回近視研究会学術集会 開催報告

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2016年10月29日(土)に開催された 「第1回近視研究会学術集会」 の運営事務局を担当させていただきました。

 

記念すべき第1回目となる本会は、開催1か月前には参加登録が満席となり、キャンセル待ちが出るほどの人気ぶりでした。

世話人代表である坪田一男教授(慶應義塾大学)のご挨拶から始まり、不二門尚先生(大阪大学)による近視研究の歴史と展望や、吉田武史先生(東京医科歯科大学)による緑内障と病的近視の関係等、非常に興味深い講演が行われ、また招聘講演として海外から第15回国際近視学会会長のXiangtian Zhou 先生にご講演いただきました。


満席状態の会場からも多くの質疑応答が交わされ、近視研究が大変関心の高い分野であることを再認識いたしました。

 

会の最後には、「近視進行抑制の新しいアプローチ」 と題して、坪田一男先生が講演されました。
太陽光が近視抑制に効果的という海外のデータの紹介とともに、坪田先生の研究チームはその太陽光を人工的につくり近視から眼を守るという臨床研究もされていると伺い、その斬新さに驚きました。

 

今日、全世界の人口の3分の1にあたる25億人が近視であると推測されている報告があり、特に東アジア圏において近視はパンデミックのように広がっているそうです。

その近視進行のメカニズムをサイエンスとして解明し、近視から眼を予防することで社会に貢献するという近視研究会の社会的意義をとても実感した学術集会となりました。

 

来年度の第2回学術集会は、2017年11月19日(日)に都内で開催予定です。

詳細は近視研究会ホームページにて随時ご案内させて頂きますので、ご注目ください。

 

 

 

株式会社メディプロデュース
松隈 信一郎

 

55th ICCA Congress 2016に参加して

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当社は、2015年8月より国際会議協会=ICCA(International Congress and Convention Association)の正会員となり、昨年はICCAが開催する54th ICCA Congress(ブエノスアイレス)に参加したことをご報告いたしました。


ICCA Congressは、国際会議に携わる様々な領域の人たちが世界中から集まって情報交換や最新情報を得る場であり、いわゆる国際会議関係者向けの学会です。毎年世界各地で開催されており、今年はマレーシアのボルネオ島にある都市、クチンにて11月13日~16日の4日間にわたり開催されました。
私は今回初めて参加する機会をいただきましたが、事前の告知方法から当日運営、開催後のアフターケアなど、国際学会の運営経験が少ない私にとって、全てが驚きと学びの連続でした。ここで印象に残ったことをご報告させていただきます。

 

1)事前準備
・参加者管理
参加登録時の必要情報入力項目が細部まで行き届いた内容となっており、フライト情報やオプショナルプログラム含め、個別情報がウェブ上でスムーズに行えるシステムを活用していました。

世界中の人が対象のため、現地の気候や適切な服装、現地の食事情などの共有も網羅されていました

アルファベット順のみで管理されたReception。

事前の個別情報管理の徹底で名札情報にすべて情報を集約。参加者混乱なし

 

・情報提供
専用アプリでプログラム内容を確認でき、興味あるものを選択すると自分だけのスケジュール表に自動登録。管理が容易でした。アプリはこれ以外にも高度な機能を備えていました。

 

2)会期中
・会場の演出
舞台演劇を見ているかのような照明演出、みんなで踊り歌うようなシーンの挿入など、エンターテイメント感の高い演出。クルーズに乗ってグループワークを行う斬新なものもありました。

 


船上で行われたワークショップ 風を感じながらリラックスした雰囲気の中、

自由な発想での意見交換がなされた

 

演者が船長に。細かい演出が参加者を和ませる

 

・コミュニケーション
初参加の人にはビーズで作ったブレスレットを交換するミッションが与えられ、積極的にコミュニケーションをとるきっかけとして良き案でした。

講演会場もラウンドテーブルのため、自然とコミュニケーションが生まれる環境でした。

演者はフロアを行き来して話す。遊びを交えた参加型

 

・懇親会
昨年も開催されたCAT Night(ソーシャルイベント)が今年も催され、やっぱり大盛り上がり!ジャングルを思わせる野外会場で開催され、自然が売りのボルネオ島を体感するのにぴったりでした。ライブの生演奏もあり、最後はみんなでダンスしてクラブ会場に!夜遅くまで踊りあかしました。

開催都市クチン(Kuching)は英語でCatの意味。

アジアグループはカチューシャとペインティングで猫に変身。
民族衣装に身を包んだスタッフと「にゃーお!」でパチリ

 

・オリジナリティある演者
マジシャンや歌手なども演者として招かれ、参加者の心をつかむための秘策を共有。招待講演や特別講演などの演者の視野の広さが伺えました。

マジシャンによる講演。

マジックショーを思わせる照明の中、心理学的視点を取り入れながら、参加者サービスの心得を学んだ

 

・情報提供
毎日facebooktwitterなどのSNS上で情報がアップされ、ライブ感が熱気を保つ一躍を担っていました。


3)開催後
・Thank you mail
HTMLで見やすい御礼メールが届き、全日程で撮影された写真や参加者情報が共有されました。次回開催の案内も。

ICCAへの参加で、参加者対応や舞台演出、会場設営などについて視野が広がり、非常に勉強になる、刺激のある4日間でした。日頃の業務で不足していた部分を反省するとともに、たくさんの学んだ内容を今後の業務に活かしていけるようにしたいと思います。
また、世界から集まった参加者との交流で、各国のホテル業界や航空業界、コンベンションビューローなど様々な業界の方と繋がりができたことも、大きな財産です。

ティータイムで肩肘張らずにお互いの情報交換ができたのは大変貴重でした。

ICCAメンバーでアジアが占める割合はトップとのこと。アジア諸国が国際会議へ力を入れていることが伺え、遅れをとらずにどんどん進んでいけたらという意欲も湧きました。

今回改めて認識したのは、イベントで非日常の空間を提供することの重要性。当社は医学系の学会や研究会が多く、開催する会の趣旨に応じた考慮を大前提としながらも、学びの場であっても、参加者の方々に特別な空間で楽しんでいただけるような運営を提案し、実現していけるようになりたい、と強く思いました。
主催者、協賛会社の方々にお力添えをいただきながら、記憶に残るようなイベント運営を目指して努力していきたいと思います。

 

 

株式会社メディプロデュース

中林 貴美子

 

入社報告

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はじめまして、須賀原と申します。

メディプロデュースでは主に企業のアカウントとして、販促及びPR支援に携わらせて頂いております。

様々な医療情報や、難解な研究論文にも触れることができる環境の中、医療情報を噛み砕いて世に伝えていくといった業務に、難しさとやりがいの両面をもちながら日々向き合っています。
正しく伝えるには自分自身が理解しなければならないと、空き時間を使い関連書籍を読むようにしていますが、先日、「幸せな人は長生きする」 という書籍を読み、幸せの定義から幸せになる方法に至るまでが、研究結果や論本の補足とともに語られており、非常に興味深く、また自分ごととして読むことができました。

今の時代はスマートデバイスの普及やクラウドサービス、AI、ビッグデータの解析にいたるまでのITの潮流が医療業界にも波及してきておりますが、どの場面でも必ず 「人」 が介在し、「人」 への想いがあると思います。
「人」 が幸せであることの大切さを見失わずに、仕事に携わっていければと思います。

関わるすべての方々に尊敬の念をもち、医療情報をわかりやすく、正しく伝えていけるよう、そして満足頂けるサービスを提供していけるよう、研鑽を積んで参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

株式会社メディプロデュース

須賀原 淳也

 

 

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